このチュートリアルでは、AIO Classアプリケーションの試験機能の使用方法について説明します。
この機能を使用すると、教師は6種類の問題形式(多肢選択問題、複合多肢選択問題、短答式問題、○×問題、マッチング問題、記述式問題)で試験を作成できます。
自動採点が可能で、手動で一つずつ採点することなく、迅速に試験結果を確認できます。
また、この機能には、試験中に生徒が他のアプリケーションにアクセスできないようにするセキュリティシステムが搭載されています。
生徒や保護者は、どの回答が正しいかや問題の正答を直接確認できる試験結果レビュー機能を利用できます。
このチュートリアルでは、モバイルアプリを使用して試験機能を活用する方法を紹介します。ウェブ版アプリケーションを使用する場合は、app.aioclass.com にアクセスしてください。
1. 試験を追加する
- 教師アカウントでログインします。
- Exam メニューをクリックします。

- 新しい試験を追加するには、(+) ボタンを押します。
- 作成する試験の詳細を入力する画面が表示されます。入力すべき項目は次の通りです:
- Class = 試験を受けるクラスにチェックを入れます。
- Exam Title = 試験のタイトルを入力します。
- Subject = 教科を選択します。
- Start – End = 試験の開始と終了のスケジュールを設定します。
- Duration = 試験時間(タイマー)を設定します。
- Question Document (Image/PDF) = 問題が記載されたPDFファイルをアップロードします (問題PDFサンプル)。
- Show Score = はいを選択すると、生徒が試験を終えた後にスコアが表示されます。
- Show Correction Result = はいを選択すると、各問題について回答が正解か不正解かが表示されます。
- Show Answer Key = はいを選択すると、各問題の正答が表示されます。
- Show Questions = はいを選択すると、試験終了後に問題が表示されます。

- さらに下に進むと、問題の構成、すなわち 問題形式、正答、正解時スコア を設定する必要があります。

- 各問題形式の詳細な説明は、このガイドの第3章で説明します。
- このガイドでは例として10問設定します。
- すべての問題形式、正答、スコアを設定し終わったら、Save をクリックします。
- 試験がすべて追加されたことを確認できます。

- 4つの試験が作成されたのが確認できます。これは試験作成時に4クラスすべてにチェックを入れたためです。
- 各クラスで試験スケジュールが異なる場合、各試験のスケジュールを個別に変更できます。
2. 試験結果の確認/レビュー
- 引き続き Exam メニュー内で作業します。
- レビューしたい試験データをクリックし、次に Results をクリックします。


- Alexander Barnes さんが試験を完了していることが確認できます。
- 生徒名をクリックし、Check を選択します。

- 試験の実施状況、生徒の回答、獲得スコアに関する情報が表示されます。

- 記述式問題(10問目など)の場合、手動で採点する必要があります。たとえば、10点を手動で入力します。

- その後、Save をクリックします。
- スコアが表示されます。

3. 問題形式の説明
以下に各問題形式の特徴と作成方法について説明します。
- スコアに小数を使用する場合は、ピリオド(.)を使用してください(例:2.5)。
- 多肢選択問題:
- 正しい選択肢(例:A)を入力します。
- 生徒は自分で選択肢を入力します。
- 複合多肢選択問題:
- 正しい選択肢を連続して入力します。
- 順番を守って入力してください(例:正解がA, B, Cなら「ABC」と入力、CBAやACBは不可)。
- 生徒も正しい順序で答えなければなりません。
- ○×問題:
- マッチング問題:
- 正しいペアを入力します。例題:

動物を種類ごとにマッチさせます。
- 正答例:

- 生徒も正しいペアを入力します。
- 短答式問題:
- 正しい可能性のある回答を入力します。例題:「アメリカ合衆国の愛称は?」
次のように複数の正答を入力できます(改行で区切ります):
USA
United States of America
- 「US」や「unitedstate」など正確に一致しない回答は不正解となります。
- 大文字小文字は区別しません。
- 記述式問題:
- 正答設定はできません。教師が手動で採点する必要があります。